ホームお知らせ つらい花粉症を悪化させないために・・・ 2022.04.06 ● 花粉症の症状とは花粉症は、主にくしゃみ、鼻水、鼻づまりといった鼻の症状と、目のかゆみ、涙、充血といった目の症状を引き起こします。またアレルギー反応を起こす花粉の種類によってはのどや皮膚のかゆみ、咳やたん、下痢や食欲の減退、微熱といった症状を引き起こすこともあります。● 花粉症の原因花粉症は花粉に対するアレルギー反応が発生する病気です。花粉は体内に入ると、免疫機能により受け入れられるかどうかを判断されます。そして異物として排除対象と判断された場合、花粉を攻撃する抗体が作られ、花粉を体外に出そうと抵抗するようになります。この抗体の働きがアレルギー反応であり、花粉を体外へ出そうとする行動がくしゃみや鼻水、涙という形で現れるため、花粉が体内にある限り、それらの症状が止まらなくなってしまうのです。● 花粉症を引き起こす花粉の種類日本では約60種類にも及ぶといわれています。樹木から出る花粉だけでなく、草花から出る花粉も含まれています。また地域や季節によって飛散する花粉の種類が異なり、人によってアレルゲン(アレルギーの原因物質)となる花粉の種類も様々です。● 花粉症と間違えやすい疾患は何ですか花粉症は季節的にも風邪や、インフルエンザ、新型コロナの流行する時期に重なります。このため、発症の初期ではくしゃみ、鼻水が症状として同じことがあります。※当院ではまずコロナでないと診断するために、コロナ抗原検査を公費(患者負担金なし)で受けるようにお勧めしています。アレルギー源を調べるために、当院では1回の血液検査で39種類を特定し、診断することができます。※検査は保険対応できます。市販のお薬が効かない、自己判断で無駄な薬代がかかってしまうこともあります。しっかり診察を受けて、症状に合う薬(経口薬、点鼻薬、点眼薬など)を最大2ヶ月分まで処方できます。保険で3割負担です。次回の花粉シーズンの前に予防もできる抗原特異的免疫療法もありますので、まずアレルギーの原因をしっかり調べて、自分に合うお薬を正しく服用することをお勧めします。御徒町仲内科クリニック03-6806-0834